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古代出雲巨塔の謎(祖田浩一)

そんな馬鹿なというのが、大方の人の見方だった。そんな、出雲大社の本殿がその昔50メートルもあったなんて。でも、記録には平安時代から鎌倉時代にかけて、出雲大社の本殿が「顚倒(てんとう)」したという記述が文書に残っており、高かったのは確かだったろうが、その高さがいかほどかがずっと一つの謎でありました。

平安時代には、源為憲が当時の社会常識を子どもたちに分かりやすく教えたという「口遊(くちずさみ)」には、「雲太、和二、京三」と言われ、雲は「出雲大社」でこれが1番、2番は和「奈良の東大寺大仏殿」、3番が京「京都の大極殿」となります。16丈(48メートル程度)と言われる高さはどうやって支えていたのか。

それが、出雲大社の境内からスゴイ太さの宇豆柱(うずばしら)が出土。今まで疑われていた高さが本当にあった可能性が出てきたのです。太い柱を三本束ね、さらにそれを田の字型に配置して、都合9本の太い柱で支えていたと言われています。

この本では、そうした言い伝えから、古い造営の記録などをたどりながら、分かりやすく出雲大社のことを書いてあり、学術的というだけではなく、歴史読みものとして楽しめます。著者の祖田さんは島根県のご出身だそうです。遷宮の年ですから、さまざまな出雲大社本が出ています。そういう年には、出雲大社の古い歴史に触れてみると、きっと御利益があるのではないでしょうか。

中公文庫686円+税です。

古代出雲巨塔の謎


古代出雲 巨塔の謎 (中公文庫)古代出雲 巨塔の謎 (中公文庫)
(2002/08)
祖田 浩一

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