FC2ブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://shimattane.blog.fc2.com/tb.php/621-fc7f78e9

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

八雲の54年~松江からみた人と文学(銭本健二、小泉凡著)

小泉八雲(ラフカディオハーン)は、その文学や伝記を読むほどに、日本の精神性を深く理解し、いや、理解しただけでなく、文字として残し、生き方として日本の有り様を実践したことが分かります。有名な怪談に込められたのは、日本人が祖先や死者、あるいは、自然への畏れと尊敬を持って見守ったこと、そうした日本人のはぐくんだ精神性が、近代化の波によって失われていく過程をしっかりと見つめ、そして嘆いていたのだのでしょう。

小泉八雲の評伝はさまざまにありますが、この「八雲の五十四年~松江からみた人と文学」(1900円)は、島大教授で、八雲会や山陰アイルランド協会の会長などを務められ、八雲研究の第一人者ともいえる銭本健二さんと、小泉八雲のひ孫の小泉凡氏が、山陰中央新報紙上で、連載されたものを松江今井書店から出版されたものです。

八雲の54年

中でも印象深かったのは、銭本氏が執筆した、遺作「日本」、の部分です。東京帝大教授の職にあった八雲が、長男一雄に英語の教育を受けさせるため、米国の大学で日本を紹介する連続講義を行うために、原稿を準備したというエピソード。結局、その21回分の講義の草稿をまとめた「日本」の執筆を終え、それが本になるのを待たずに八雲が亡くなったという話しでした。長男のこと、日本のこと、本のこと、家族のこと、さまざまな思いを抱えてなくなった八雲の無念さを思うとほろりと涙がこぼれます。まだ、八雲の全著作どころか、ほとんど読んでいませんが、松江に住む者としては、八雲の精神をしっかり受け継ぐことが大事だなあと思います。近代化の行き付いたところが、今の日本だとすると、八雲の心配は的中しているのでしょうね。
関連記事
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://shimattane.blog.fc2.com/tb.php/621-fc7f78e9

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

しまったね

Author:しまったね
島根県民の 島根県民による 島根県民のためのブログです。2011年10月スタートしました。
島根県民だからこそわかる、島根のいいモノ、いいスポット、いいヒト、いいニュース、発信していきます☆

 

 

カレンダー

05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

ブログ内検索

QRコード

QR

タグクラウド

島根な本棚

島根の天気

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。