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潮温泉・大和荘(美郷町)

しまねの温泉ファイルNo.9
潮温泉・大和荘(美郷町長藤)


江の川沿いある潮温泉は、狐が発見した温泉です(設置者発表)。

潮村に1人の猟師がすんでいました。ある日獲物を追って山から山へ探し回りましたが、さっぱり獲物がありませんでした。ウシオ谷を歩き回ったので、疲れた体を権現さんの所まで運んだとき、灌木の茂みの中にある窪地に茶色い獣がいるのを見つけました。猟師は銃を構え、之に狙いをつけると、これを察した獣は足をひきづり乍ら、山に向かって逃げ出した。それは年老いた大きな雄の狐でした。猟師はかわいそうになって、銃を方からおろしました。そして、逃がしてやりました。

それから2~3日後にそこを通りかかってみると又、この間の狐が来ていました。人気にきづいて、又、足をひきづり乍ら、逃げて行きました。

それから1ヶ月が過ぎました。通りがかりに、ふと、この間の所を見るとまた、その狐が居りました。ところが今日はうずくまって居りませんでした。猟師の足音を聞くとビクッと精悍に起き上がり猟師の方に向かって頭を下げ何だかお礼をするような格好をしてから山に元気よく走って逃げました。

猟師は不思議に思い狐のうずくまっていた所に行ってみると窪地には少し濁った色をした水がこんこんとわき出ていました。普通の清水とは違うので、手ですくって飲んでみると塩気があって何となく胸がスウッとする様な水でした。ふと見るとそばの笹藪の蔭に小さな仏像一体と小判が3枚置いてありました。猟師はこのことを村人達に伝えました。村人達は集まって、この狐はきっと権現様のお使いにちがいないと、傍の社の中に小さな祠を建ててその仏像をまつりこの水を持って帰り、沸かしていろいろの病気の治療に使うようになりました。

これが潮温泉の起源だと言うことです

もっと早く気付いてしかるべきではなかったか、と思いますが、そこは人がいい石見人(私も)のことですから、狐に出会って教えてもらうまで気付かなかったとしても、それは仕方がないでしょう。

このお湯、少し黄色みがかったお湯です。源泉は、23・2度しかないいわゆる冷泉というんでしょうか。昔話にありますように沸いている冷泉を、ボイラーで沸かしているようです。しかし、このお湯、なんと素晴らしいお湯でしょうか。塩気と鉄気がありまして、湯が浴槽から流れ出る場所には、湯ノ花がこびりついて変色しています。温泉成分の仕業でしょうか。このあたりは、三瓶からはかなり離れていますが、こんな色のお湯があるなんて不思議な感じがしました。

湯船は変則的な形ですが、奥から熱い湯が常時流れていて、手前側は少しぬるくなっているようです。熱いのが好きなひとも、ぬるいお湯にゆっくり浸かりたい人もじっくり楽しめる温泉です。温泉の窓からは雄大な江の川の流れが望めます。

潮温泉から8キロほど上流部にあった道の駅のおばちゃんに聞いたら、「湯抱が有名かもしれんが、お湯は潮温泉の方がええ。入っていっちゃんさい」と言っていました。

料金は大人400円(中学生以上)、子供(小学生)200円、乳幼児無料
営業時間は午前9時半から午後8時(入場は午後7時半まで)

大和荘4
結構ひろい浴槽。浴槽からも江の川が望めます。

大和荘2
お湯の排出口付近

大和荘3
温泉成分表

大和荘1
大和荘玄関。宿泊、宴会などにも利用されています。

大和荘5
大和荘の玄関から見た江の川

島根県邑智郡美郷町長藤760-1
電話 0855-82-2212
ファクス 0855-82-2154


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